都会の公園に
満開の桜が咲いていて
昼間は
多くの住人で賑わっていました。
が、深夜になる頃には
公園はひっそりしています。
飲み会帰りの私は
静かな公園を抜けて帰ろうとしました。
が、ちょうど公園の入り口に
さしかかった時
満開の桜の下に
一人の男性が佇んでいるのが見えました。
60代くらいであろう
ホームレスの男性でした。
男性はただじっと
満開の桜を見つめていました。
桜も
男性に応えているように見えました。
そこには
他のものは介在してはいけない。
男性と桜の対話を
邪魔してはいけない。
そんなことを感じ取った私は
男性に気付かれないように
そっとその場を離れたのでした。
あんなに優しく神々しいお花見を見たのは
あれが最初で最後です。
先月ウチの会社に採用されたおじさま。
来月から私の部署に配属が決まって
昨日挨拶に来られたので
仕事の基本を簡単に説明したのですけど、、、
私の部署の仕事は
基本エクセルで様々なデータを
管理しているので
データ入力の説明をしたところ
「そんな仕事をするなんて聞いていません」
「僕には無理です」
と半ば怒りながら
私に迫ってくるではないですか！
そんなこと言われたって
私にはどうしようもないぞ。
いや、それより何より
始める前から「無理」って決めつけるのは
どうよ？？？
ってか
今どきエクセル使えない人がいるとは
びっくりしました‼️
とにかく
こんな人と一緒に働きたくない
と思ってしまいました。
さて、来月からどうなるやら。
雨の日も晴れの日も
幸せだなぁ、と感じて暮らしていける
そんな毎日を目指しています。
その日あったことを
妄想を交えながら
短編小説風に綴っていこうと思います。
のんびりペースで更新していきますので
どうぞよろしくお願いします。
